マンデル博士のアレルギー治療法

医師の大論争

 医学界のメンバーの間で大論争(時には白熱化する)が行われている━古い学派と新しい学派の対立の1つである。学校で教えられた(そして今でも医学校では、古きを守る教授団によって教えられている)伝統的な対症療法、薬物に頼る医療を続けている医師たちと、問題の原因の発見をより強く志向し、治療をさえ不要なものとしてしまおうとしている医師達との論争である。
 この病気に対する考え方の相違と白熱する論争は、約25年前に始まった。それはセロン・G・ランドルフ、ハーバード・リンケル、ルトン・リー、フレンチ・ハンゼン、アーサー・コーカ博士等非常に有能で経験豊かな医師達や私が、アレルギーというものは、これまで考えられていたよりも、もっともっと広範囲の問題である事を認識し始めたときであった。アレルギー反応が鼻漏、枯草熱、気管支喘息、蕁麻疹あるいは湿疹にとどまらず、うつ病、頭痛、慢性疲労、衝動的飲食、肥満、衝動的飲酒、不眠、高血圧、水分貯留、関節炎、十二指腸潰瘍、大腸炎、胆のう疝痛、尿路感染症に似た尿路症状、活動過多、学習能力低下、自閉症、知恵遅れ、多発性硬化症、精神分裂症、癲癇にまで及ぶ事を観察し、“証明”したとき、いまなお続いている懐疑の波を引き起こしたのである。何千という間違いなく証明された症例経過が集められ、世界中の文献や学会に報告されてきた今でさえ、大多数の医師達は私たちの発見を信じていない。
 イグナッツ・ゼンメルヴァイスが、致命的な赤ちゃんのベッド熱を根絶するためには、出産中の産婦を介助する前に、十分に手洗いをすることが絶対に必要であることを、同僚達に信じさせようとしたときのように、更にはルイ・パスツールが多くの感染症の原因として、目に見えない細菌という新しい考えを言い始めた時の困難のように、現代の社会を襲っている身体、精神、そして「心身」の病気の根源はアレルギーであることが、広く知られるようになるには、登り難い山を登るような努力が必要になってくる。
 もしあなたの主治医が、この本に書かれている多くの事を知らないとしても驚くにはあたらない。その医師がこれらの事を認めようとしないなら、その時にはアレルギーが、人類に知られているほとんどすべての病気の原因であるという、アレルギーの全体像についてあらかじめ知らせてあげなければならない。患者の症状のなかで、アレルギーがはたしている重要な役割を認識するには、第1に医師はアレルギーが包含し得る疾病の範囲を知らなければならない。第2に患者の愁訴の原因に、アレルギーが関与しているに違いないと疑ってみる事である。
 ほとんどの医師は病気の根底にある原因としてのアレルギーについては、いまでも調べようとしない。少しは調べる医師でも、自分が読んだことを頑固に信じようとしないし、自身で直接患者から学ぶ努力もしない。
 さらに不幸な事に私たちの発見が、彼らが医学校で教えられた事とあまりにも違うので、個人的にも職業的にも非常な不安を持ってしまうものである。

 身体、精神、及びいわゆる「心身」の病気の原因としての、アレルギーと環境因子の役割に関する証明の多くは、学会で発表し医学雑誌にも報告してきたので、この本は私たちの発見をはじめて一般の人に直接知ってもらい、その評価を受ける機会を提供する事になる。
 
続く・・・
マンデル博士のアレルギー治療法
桐書房
マーシャル マンデル

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