自殺推進キャンペーン

「精神科医の犯罪を問う」より転載
ついに自殺推進キャンペーンが始まります
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022201000899.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3月に自殺対策キャンペーン 「お父さん眠れてる?」
 眠れない日が続く人は、うつを疑って―。


 自殺者が昨年まで12年連続で3万人を超える中、うつの兆候である睡眠不足の自覚を促すキャンペーンが、年度末の3月に展開される。内閣府自殺対策推進室が22日、ポスターなどを公開した。
 医療機関やJR東日本、私鉄の車内や駅などに計25万枚が張り出されるポスターは、娘が父親へ「お父さん眠れてる?」と尋ねる姿をイメージ。テレビコマーシャルも放映するほか、3月1日には短文を投稿する交流サイト「ツイッター」で有名人が一斉につぶやく。
 推進室は「自殺者の4割を占める中年男性は『弱音を吐きにくい』立場にいるが、睡眠不足なら口にできるのではとの思いから焦点を当てた。家族が気にかける契機にもなってほしい」と話す。
 自殺対策として、推進室はほかに、警察庁の自殺統計の分析結果を3月に発表し、各地のハローワークで心の健康相談窓口を開設するよう自治体に働き掛ける方針だ。

 睡眠不足などを自覚した際には同室のホームページで相談先を探せる。アドレスは、http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/
2010/02/22 20:00 【共同通信】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このメッセージは、本質的には間違いではありません。確かに不眠は、心や体に何らかの問題が発生している
兆候だからです。医療機関に限定せずとも、誰かに相談することが大切でしょう。


しかし、ここには欠けている情報があります。それは、医療機関(特に精神科や心療内科)が本当に不眠やうつの問題を解決してくれるかという重要なデータです。実際に何割の人が「不眠」「うつ」で医療機関にかかり、完治したのでしょうか。そして、何割の人が逆に悪化したり自殺したりしているのでしょうか。

メッセージの受け手が本当に必要な情報はそこには含まれていません。あたかも、医療機関にかかることが全ての解決策だと言わんばかりです。

確かに、「適切な」医療機関にかかることで、不眠やうつの問題を解決し、自殺を防ぐことができるでしょう。しかし、その「適切な」治療を提供できる医療機関がどの程度あるのでしょうか。本当の名医は、安易に薬を処方する前に、患者のストレスの原因を探ったり、不眠やうつを引き起こす身体的な問題を見つけ出したり、自律神経のバランスを整えるための生活習慣の指導をしたりしようとします。

精神科、心療内科にかかれば、95%は「とりあえず」的感覚で睡眠導入剤や抗不安薬、抗うつ薬を処方されるでしょう。「軽い薬」「安全な薬」という説明と共に。抗不安薬大国の日本では、内科等でも大量のベンゾジアゼピン系の薬が出されています。特に高齢者は、薬以外の不眠解消法を知らされることなく、ありがたくお医者様にもらった薬をせっせと日々飲み続け、薬無しでは寝られない体質に変えられてしまっています。

常用量でも習慣性、依存性がある睡眠導入剤、抗不安薬が、医薬品添付文書に書かれてある注意に反して漫然と長期投与される光景はむしろ普通です。単なる不眠で医療機関にかかった人が、治療を受けていくうちに、次々と薬の種類と量を増やされて、その影響で現れた症状をさらなる病気扱いにされ、「うつ病」「躁うつ病」「統合失調症」などとどんどん変えられ、生命力と社会的地位を削られてていく様子は、まさにアリ地獄です。

そのようなアリ地獄的医療機関は、残念ながら普通にどこにでも存在します。このような医療機関の危険性を知らせることなく、単に受診を勧める行為は、たとえそれが無知から来るものだとしても、無責任以外の何者でもありません。いえ、内閣府自殺対策推進室は、精神科医が患者を薬漬けにし、自殺を予防するどころか増やしているという、自死遺族の貴重な訴えを聞いているはずです。そして、自殺対策白書平成21年版にあるように、自殺者の46.5%が精神科受診をしていた実態を把握し、治療の質に問題があることを理解しているはずです。

自殺対策推進室は、本当に自殺を防ぐことを目的としているのでしょうか。それとも、自殺予防の専門家を名乗りながら、何一つ実績を残さないお偉い先生方や業界の顔を立てる方が重要なのでしょうか。このままでは自殺推進室となるのも時間の問題です。

おそらく、このキャンペーンは、そのほとんどが「善意」で推進されていくことでしょう。実際、自殺対策に関わっている人の大半は、本当に真剣にこの問題に取り組んでいます。しかし、無知の善意ほど恐ろしいものはありません。睡眠キャンペーンのCMのように、本当に娘が父親を説得して受診させることもあるでしょう。しかし、悲劇が起きた後に、その「善意」が父親の命を奪うきっかけとなったことを知った娘はどう思うでしょうか。

実際、私のところにはそのような後悔を述べる相談や報告がたくさん来ています。誰もが、その人を助けたいからこそ精神科受診を勧めるわけです。しかし、その大切な人が被害に遭って初めて精神科治療の本質を知るのです。これは、本当につらい2重の苦しみになります。

このキャンペーンに疑問がある方は、是非自殺対策推進室に意見を送って下さい。
内閣府自殺対策推進室
直通:03-3581-1247
FAX :03-3581-1249
画像


沖縄県沖縄市
富村カイロプラクティックオフィス
富村政昭

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

驚いた

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 書籍紹介 精神科セカンドオピニオン 正しい診断と処方を求めて

    Excerpt: はじめに ー 誤診・誤処方を受けた患者とその家族より  最愛の息子と妻をずさんな精神医療の犠牲者として失った「地上の旅人」氏が、自分と同じ経験をする人が二度と出ないようにとの思いから開設したウェブサ.. Weblog: 沖縄のカイロプラクター臨床日記 racked: 2010-02-25 11:51
  • 向精神薬、過量投与に注意促す 厚労省、日医などに初通知

    Excerpt: 向精神薬:過量投与に注意促す…厚労省が日医などに初通知 医療機関で処方された向精神薬を飲んで自殺を図る人が増えている問題で、厚生労働省は、処方する際に長期、多量となるのを避けるなど細心の注意を払うよ.. Weblog: 沖縄のカイロプラクター臨床日記 racked: 2010-07-06 10:21
  • 精神疾患の早期支援(2)誤診で投薬 未来奪う

    Excerpt: yomiDr./ヨミドクター(読売新聞) 〈うさぎくんは、自慢の長い耳に変な声が聞こえるようになった。命令したり、バカにしたり、家でも森でも、どこへ行っても聞こえてくる。頭の中がぐるぐるぐるぐる、怖.. Weblog: 沖縄のカイロプラクター臨床日記 racked: 2010-11-10 10:48