長妻昭厚生労働相「薬漬けの問題」との発言に対し、日本医師会「国民の誤解招く」

『精神科医の犯罪を問う』より転載
「薬漬け」は誤解ですか?
さて、色々と反応が出てきましたね。精神医療に対する批判が高まれば、それに対して必死に反論する人々がいます。
精神科医療での厚労相答弁「国民の誤解招く」―日医
8月11日22時57分配信 医療介護CBニュース
日本医師会は8月11日の定例記者会見で、「精神科医療に対する参議院予算委員会における質問・答弁について」と題する見解を発表した。見解では、長妻昭厚生労働相が同委員会で「うつ病についての薬漬けの問題」などと発言したことに対し、「医療機関でのうつ病への対応について、国民の誤解を招く」と指摘している。

 見解は、4日の参院予算委における自殺対策などについての桜井充氏(民主党)の質問に対する長妻厚労相の答弁を受けたもの。
 桜井氏は質問の中で、「統合失調症という疾患に関して、日本は圧倒的に薬剤を多く使う」と指摘。また、長妻厚労相は「自殺をされた方のかなりの部分が、向精神薬を過剰に摂取していたとのデータもある」と発言した。

 日医の見解では、長妻厚労相が言う「データ」は、昨年度の厚労科学研究費補助金の「心理学的剖検データベースを活用した自殺の原因分析に関する研究」の結果などを指しているとの考えを示した上で、同研究は、▽限られた76人の自殺既遂者を対象としている▽「過量服薬」を「死亡時に向精神薬を医師の指示より多く服用していた者」と定義しているが、向精神薬の種類や具体的な分量など、詳細な定義がなされていない―と指摘した。
 また、長妻厚労相が答弁で「薬漬け」と発言したことについて、「医療機関でのうつ病への対応について、国民の誤解を招くもの」との懸念を表明。精神科医療に対する不安を助長し、医療機関の信頼を失うことになりかねないと指摘している。
 さらに、厚労相が「薬を使わない療法にも注力をしていくということで、一定程度その流れを4月の診療報酬改定で変えたと思っている」と発言したことに対しては、軽中度のうつ病などでは認知行動療法は有効だが、重度になると向精神薬での治療が不可避であると指摘。「いたずらに認知行動療法へ誘導することは、現場の混乱を招きかねない」としている。
 その上で、かかりつけ医による早期発見と専門医との連携の重要性を強調。社会問題化している「うつ・自殺」への対策に当たり、精神科医療の現場の声に真摯に耳を傾け、適切な対応を取るよう求めている。

 記者会見した三上裕司常任理事は、「大臣がメディアの前でこういうことを話すと、精神科の医療機関に対する国民の抵抗感が非常に強い中で、さらにその抵抗感が強まるのではないか」「多くの精神科医療機関が、うつ病治療に非常に大量の薬を使っている印象を国民に与えかねない」との懸念を示した。

日本医師会側からの正式な声明はこちらです。
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100811_1.pdf

薬漬けという表現は本当に誤解でしょうか?いやいや、真実ですよという声があちこちから聞こえてきそうですね。精神科にかかりさえすれば病気が治る、自殺が防げるというイメージこそが誤解ではなかったのでしょうか?声明にある「平素より、大多数の医療機関において、向精神薬の適切な処方、ならびに自殺対策への適切な対応がなされている」という情報こそ本当に根拠があるのでしょうか?誰がどのように調べたのですか?自浄作用がない精神医療業界の人々の主張に説得力はあるのでしょうか?科学的根拠のない多剤大量処方がいまだ主流とされているのですが、「適切な処方」「適切な対応」とは一体何を指すのでしょうか?

三上氏はどんな人物なのでしょうか?日本医師会の常任理事で精神科医です。このポジションにいる歴代の精神科医たちは、利権の代弁者として政治的な圧力をかけてきました。最近では、自殺対策の専門家として厚生労働省に入り込み、精神科以外の医者がうつ病を診断できるためのマニュアルを作り、その後参議院議員となって自殺対策基本法の制定に尽力した西島英利氏が有名です。

日本医師会と自殺対策、ひいては製薬会社との関係はこちらをご覧下さい。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suisin/k_1/data/amamoto.pdf
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suisin/k_8/pdf/gijiroku.pdf
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/42620274.html

2009年、飛ぶ鳥を落とす勢いで異常拡大してきた抗うつ市場が縮小するという異常事態が起こりました。副作用報道の影響が指摘されています。精神医療産業は、巻き返しをはかるため、日本医師会をまきこんでかかりつけ医や小児科医までがうつ病治療(≒投薬)ができるようにしてきたところでしたが、最近のマスコミ報道や、向精神薬問題に対する厚生労働省の対応について頭を抱えていることでしょう。必死になって反論したくなる気持ちはよくわかります。

ちなみに、国会では、上記櫻井議員の質問以外でも精神科の薬漬けが問題とされています。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40535&media_type=wb&lang=j&spkid=20027&time=02:39:29.5
05:15あたりからです。

真実が明らかにされようとすると、気が狂わんばかりに騒ぎ立てる人がいます。なぜそうするのでしょうか?調査、観察すれば面白いことがわかるでしょう。

転載終了
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