書籍紹介 『一生、薬がいらない体のつくり方』

「薬がいらない体」だから元気で長生きできる!
今から10年以上前のことです。
1998年の10月、世界中の医療界に衝撃が走りました。
これは医療界ではとても有名な事件なのですが、はたしてみなさんのお耳に達しているのかどうかは、定かではありません。
「世界でもっとも医療が進んでいる国」と目されていた米国で、年間なんと10万人もの人たちが、病気ではなく、薬の副作用が原因で亡くなっている---こんなとんでもない事実が明るみに出たのです。
 1994年の1年間に、米国では30億件、薬が処方されました。そのうち、じつに200万人が副作用で入院し、10万人もの人たちが死亡していたのです。
 この10万人という数字は、死因の順位で言えば「心臓病」「ガン」「脳卒中」についで“堂々4位”というすさまじい数字です。


「妙薬になる薬」「毒になる薬」を知っておく
 私はただただ、事実を述べているだけです。
 最初からさんざん薬をこき下してしまいましたが、別に他意はありません。もちろん製薬会社に恨みもありません。
 ちなみにほとんどの医者は義理堅い性分のせいなのか、お上品なのか、なかなか悪い事実をストレートに述べようとしません。
 メディアも立場上、やはりスポンサーには気を使わなくてはいけませんので、これまたなかなか真実を述べることができません。薬のCMの多さからも、製薬会社が巨大なスポンサー群であることがわかります。
 では、誰が事実を言えばいいのか?
 そういった意味でも、患者さん(消費者)の視点で、ありのままを述べる代弁者も、ときには必要ではないでしょうか。本書では、私がその役を買ってい出たというわけです。
~ 

できる医者ほど「薬を使わない」
 薬をいくつ出しているか---これだけで、医者の力量が簡単にわかります。
 処方内容なんてくわしく見なくても、薬をたくさん出す医者にいい医者はいない、と見て間違いありません。


「では、実際にどうやって薬をやめたらいいのか」
 薬=毒は飲まないに越したことはない。
 ここまで本書を読んでいただいた方なら、もはや異論はないと思います。
 ただ、皆さんのなかには、今現在、自分や家族が薬を常用しているという方も数多くいらっしゃると思います。
 となると、次は、「理屈はわかった。では、実際にどうやって薬をやめたらいいの?」ということになるのは当然だと思います。
 おそらく、なかには、「いざ薬をやめたいと思ってはみても、薬をやめてよけいに悪くなってしまったらどうしよう」などと、薬をやめることに心理的な抵抗を感じている人もいらっしゃることでしょう。
 そうした心理的な抵抗は、本書の理屈を良く分かって頂ければ必す払拭されることと思います。
 それより薬をやめる際に、問題となるのは、生理的な問題、つまりリバウンドあるいは離脱症状が出る場合です。今よりももっと症状がきつくなるという、いわゆる禁断症状というものを、いかに避けるかということが、重要な課題なのです。

 そもそも、本来は、薬を処方した張本人である主治医が、薬の離脱までの一切合財の責任を持つべきなのは言うまでもありません。 
 ところが残念ながら、日本にはそこまで患者さんのためを思っている医者は、あまりいないのかもしれません。
 前々から触れている様に、症状もなくなり、検査値も基準値(正常値)に戻っているにもかかわらず、いっこうに薬を止めようとしない主治医も少なくないのが現状なのです。
 最高血圧(上の血圧)が100mmHgを下回っているにもかかわらず、あいかわらず血圧降下剤を処方し続ける、血糖値が100㎎/dlをはるかに下回っているにもかかわらず、あいかわらず糖尿病治療薬を処方し続ける・・・・・・こんな医者が、日本全国、いたるところにいるのでしょう。
 これらはもちろん、ただちに命にかかわってくることです。れっきとした犯罪だと言わざるを得ません。


第四の道---「自分の身を自分でキッチリ守る」コツ 
 医者であれば必ず知っている『ドクターズルール425(医師の心得集)』にも、こんなフレーズがちゃんと載っていて、皆さんの後押しをしてくれています。
 
 「中止して具合が悪くなる薬などほとんどない」(著者訳)

 「老人のほとんどは、服用している薬を中止すると体調が良くなる」(著者訳)---。

これだけ見ても、私が独りよがりで薬の害悪を訴えているのではないことを、お分かり頂けると思います。
 まさに至言です。
 ところが、お年寄りたちが症状を訴えるたびに、単純に薬を増やしていくという、ばかげた医者が本当にたくさんいるのです。
 そのため、老人ホームのお年寄りたちの多くが「薬漬け」になっています。


 なぜ、日本人はここまで薬好きになってしまったのでしょうか。
 もちろん薬信仰の起源は古きにさかのぼるかと思いますが、薬信仰が一気に広まったのは、以外に最近のことなのです。
 最大のきっかけは、1961年、皆保険が施行されたことでした。つまり、たかだか数十年の間に、日本は他の追随を許さない「薬大国」になってしまったのです。
 では、なぜ皆保険が、薬信仰が一気に広まるきっかけになったのでしょうか。
 じつは、皆保険導入にして、政府と医師会(医者)との間で暗黙の了解があったのです。
 1961年に皆保険制度が導入されてから、日本の医療は、実質的には固定の医療となり、医療にかかわるもののほぼすべてに、一律の点数=値段がつけられてしまいました。
 それにともない、医者の経験からくる技術力や、いわゆる「さじ加減」という最良能など、本来は個々の医者が本領を発揮すべき部分が無視され、点数が低くおさえられてしまいました。
 しかも、経験の長短も、腕の良し悪しも、何ら区別されることなく、一律に点数がつけられてしまったのです。
 ちろんそれでは、医者は納得がいきません。
 そこで妥協案としてあげられたのが、
「薬価差益」というアメでした。国が決める薬の価格を、わざと高く設定しあげるから、医者は仕入れ値段との差額で儲ければいいでしょう---。
 こんな「悪魔の誘い」があったのです。
 すると、どういうことが起こるでしょうか?
 医者も霞を食べているわけではないのですから、利益を出して生活していかなければなりません。当然、
薬を出さなければ商売が成り立たない、ということになります。

 「4種類を超える薬を飲んでいる患者は、医学を超えた領域にいる」(著者訳)

 「できるだけ、すべての薬を中止せよ。仮にそれができなくても、できるだけ多くの薬を中止せよ」(著者訳)


 これも、すでにおなじみ、『ドクターズルール425(医師の心得集)』にある言葉です。

今日から「健康寿命を延ばす生き方」をしよう
 古今東西、薬や医者が不必要にありがたがられる社会は、あまり望ましい社会ではないと相場が決まっているようです。
 なぜなら、薬や医者に人気があればあるほど、病人は多くなる傾向にあると言われているからです。

 くしくも1673年、人間の体を機械と見なし、物質で病気を治そうという間違った方向に医学が歩み始めた時代風潮のさなかに、かのフランスのモリエールは『病は気から』を著し、その中の登場人物にこのように言わしめました。
 
 「患者の大部分は病気のために死んでいくんじゃなくて、薬のために死んでいる」

 このように世相を痛烈に批判したモリエールの言に依るならば、薬がよく売れる今の日本は悪しき社会であるといえるのかもしれません。


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沖縄県宜野湾市
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