増える環境過敏症(1)電磁波と子どもの不調

続・増える環境過敏症(1)電磁波と子どもの不調
今年9月8~15日の連載「増える環境過敏症」には、多くの反響が寄せられた。
特に電磁波への関心が高く、「うちのマンションも携帯電話基地局の設置計画があり、不安です」「基地局は、民家から一定距離を置く法的規制が必要だ」などの意見が寄せられた。


 電磁波で疲労感やめまい、動悸(どうき)、皮膚炎などが起こる状態を「電磁波過敏症」と呼ぶ。だが、これらの症状を電磁波の影響と特定するのは難しい。世界保健機関(WHO)は、症状を訴える人は確かに存在するが、原因が電磁波である科学的根拠はない、との立場だ。

 しかし、電磁波の影響を示唆するような体調不良の訴えは増え、子どもへの影響も心配されている。

 九州大学芸術工学部准教授(環境政策)の近藤加代子さんは、自宅近くに携帯電話の基地局ができて以来、体の湿疹やひどい頭痛に悩まされるようになった。以後、電磁波の影響を調べ、今春、福岡県太宰府市の市立小学校(児童数約300人)で健康調査を行った。

 同校に最も近い基地局は校舎から約100メートルの距離にあり、2、3階の教室では窓越しにアンテナが見える。近藤さんが各階で行った電磁波強度(高周波)測定では、すべて国の基準値を下回ったが、数値は3階で急激に上がった。

 

 健康調査は、育成会(子ども会)の総会で父母にアンケート用紙を配り、児童の健康状態や、家から基地局までの距離、携帯電話使用の有無などを質問。出席したほぼ全員が回答し、児童134人の情報を得た。

 集計の結果、体調不良の児童は、3階に教室がある4、5年生が突出して多かった。この2学年で目立つ身体症状は、だるさ、のどの痛み・せき、皮膚炎、口内炎など。建物の陰でアンテナが見えない1階の6年生は、この2学年よりも体調が良好だった。

 4年生の児童の母親は「教室が3階になってから、耳鳴りや頭痛を訴えるようになった」と不安がる。


 調査に協力した西崎病院(沖縄県糸満市)の内科医、新城哲治さんは「アトピーや風邪などの原因がないのに、皮膚炎や口内炎を繰り返す例が目立つ。電磁波の影響も視野に入れ、詳しい調査が必要だ」と指摘する。

 基地局の設置を巡っては、欧州議会が2009年、学校や病院から一定距離を置くことなどを盛り込んだ報告書を採択。日本がオブザーバー参加する欧州評議会の議員会議は今年、加盟47か国に、子どもや若者の電磁波被曝(ひばく)を減らす対策を取るよう勧告した。近藤さんは「日本も予防的取り組みが急務だ」と訴える。

(2011年11月18日 読売新聞)

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富村政昭
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